29. 新型肺炎コロナウイルスとダイヤモンド・プリンセスと外出自粛要請
3月28日29日この週末、外出自粛要請があった。
生命を維持するために必要なこと以外の不要不急の外出は控えること。
まだ日本がこれほどの危機感を覚える前、毎日テレビにダイヤモンド・プリンセスが映り続けていた2月上旬から、コロナウイルスのニュースは気にかけていたことなので驚かなかった。
ただ、聞いたことない要請が行政から発せられた「事の重大さ」に、気持ちが押し潰された。
2018年11月~2019年3月と、その後の事。脅迫ラインが来たのが7月の下旬だったかな。
ここで書き出して、書き終わって、新しい年2020年を迎え、
解決も傷が癒されることも何も変化なくとも、自分自身で何となくの決着、クールダウンの時間を心を空っぽにして日々静かな気持ちで過ごしていた。
また活動的になれるための力を溜めていたそんな時、この肺炎、コロナのことを知った。
1月はまだこんな身近なことになり、世界中が脅かされることになるなんて思いもしなかった。
武漢からチャーター機で緊急帰国、それ程中国は大変な状況なのだと思い、
それからすぐダイヤモンド・プリンセスの船内隔離が始まって、横浜港に停泊している様子が毎日テレビに映し出されるようになった。
毎日毎日、目からも耳からも入ってくるそれが、コロナの心配とは違う意味で心が重くなった。
大さん橋ではなかったことがほんの少しだけ救いだった。
目に見えないウイルス。まだワクチンも治療薬もない。
自分から誰かに、なんてなったら耐えられない。防がなければいけないこと。
自分が感染して、そんな負担もかけたくない。
小さくなっていた心身が、ダイヤモンド・プリンセスを見る度ますます小さくなった。心が落ち着かない。息苦しい。気が滅入る。
日増しに社会全体にも重い空気が漂ってきて、電車のマスク論争、テレワーク、学校休校、品薄買い占め。人々も余裕がなくなってきた。
ついに外出自粛要請。毎日を懸命に送ろうとしているのに、明日のことがわからなくなった。
2019年中に書いて消化して、病みから抜け出そうと思っていたのに、コロナで止まってしまった。
何事もない普通が戻りますように。社会が明るくなりますように。
いつもと変わらない日常生活が幸せなのです。
「社会全体の生命を守り経済を守る」両方をバランスよく保つことがこんなに難しいことだと思わなかった。
共に重要な譲れないことのどちらを優先したら正しい判断なのか結論を出せない。
だから今は自分にできることをやります。
気分転換はもう少し個で頑張ります。ふらふら出かけません。気持ちを強く持ちます。
どうか早く終息しますように。