blueyellowkaeruの日記

「相手が100%悪い。自分は100%悪くない」と言う人が身近にいた。穏やかで優しい人。言葉の攻撃、自分の主張だけして無視無言。心が壊れる。人は変わらない。自分は変われる。自分が変われば抜け出せる。

33. 東日本大震災から10年

まだ10年。もう10年。あれから10年。

地震津波と火災と原発と。

2021.2.13の夜の地震の際にも思い出した、10年経ったあの日の揺れをまだ体が覚えている。

今週、劇的に増えたニュースからは、震源地の人が個々様々な困難から、大きな困難から、立ち上がっている大勢の人。

「まだ元住んでいた場所へ帰ることができません」という声ももちろんあって、なんて悲しい苦しい現実、長い闘いなのだろう。

大切な人、家や仕事を失っても、この10年でしっかりと新たに生きている人が大勢いる。

「お店を再建しました」「亡くなったあの人の分まで生きています」、力強い前向きなニュースの中の人。

【風化させてはいけない、教訓にしないと】という未来への強い希望。

そんなニュースをみて、なんで私には再生するその力がないのだろう。まだ生きる力が出ないことに情けなくなる。苦しい。でも、出ないものは出ない。

 

あの日を境に人生が変わってしまった人達。動き出せず時間が止まったままの人もきっと大勢いる。

東日本大震災からもう10年」と表現する人は、きっと直接被災していない人ではないかな。

東北の人や当事者はきっと「東日本大震災からまだ10年」と言うのではないかな。

今もこれからも続く現在だから、「まだ」なのだと思う。

 

被災した人達とこんな個人的なことを同列には絶対にできない。

私はまだ、きちんと生きれていない。

もう何重苦なのかもわからない。もう疲れた。

私のこの時間は、長いなーとも思うけれど、早い、と言うか、単純に毎日の記憶がない。

精神力がない。興味関心がなにもない。諦め。望むものはなにもない。

時間が止まったまま。

それでも、悲しみ苦しみの感情、恐怖の記憶は残っているけれど、「私の人生に存在しなかった人」にまではなった。

私から生きる力、人生を吸い取った人だけど、あの人の人格人間性や人生なんて興味ない。

 

平時のときにはわからない、いざ有事の時に攻撃的になる自分だけを大事にする人。

自分を守るために人を攻撃する、自分は何も悪くないと言う、人の気持ちがわからない、都合よく嘘を並べ事実を歪曲する人。

誰かを批判することで自分の主張を正当化する人は信用に値しない。

思い出したくもないことでも、心に刻む。

「あの地震がなければ」「津波が来なければ」誰もが思うその思いと同じくらい強く、「あの人に新たな仕事を差し出さなければよかった」「こんな人の人生の立て直しをしなければよかった」と思う。

「あの人に未来を作ったこと」が唯一最大の後悔。

コロナ、早く収まるといいな。

お願い私、毎日が終わってしまえばいい、と思わないで。

私よりももっともっと辛い人、大変な人、苦しんでいる人、世界中に大勢いる。

 

32. 相談トピに救われた2-やっと今年もGWを過ごし終えた

今年もやっとGWが終わった。

今年はいつもと違いコロナウィルスの心配や外出自粛の影響もあって、いつも以上に重く辛いGWだった。

GWって、まだ少し肌寒い桜を迎えた後の過ごしやすい良い季節の代表格のはずだけど、私にとっては暖かい春の訪れではなくなっている。

 

先が見えない影響は精神的にも社会経済的にも大きい。

この問題とコロナウィルスのこと、どこまで心身保てるだろうか。どこまで忍耐力持っていられるだろうか。

「怖いと思わないことが、怖い」と感じた数か月前、

あのときは、自分の体の奥底から湧き上がるようにこの言葉が低い声で体中に響いた。

今は、もう一人の私が少し離れた所から、呟くように言っている。

同じ言葉のなのに、この違いはなんだろう…………………………?

 

彼の父に言われた言葉が今でも苦しい。

「お互いリスペクトしていないとダメだ」「お嬢さんはリスペクトしているのか?」

私の名前は一度も呼ばれることなく、話題はあちらの身内のことばかり。

彼のご両親は、私たちがどのように過ごしてきたか、彼の仕事(生活)を支えていることも知らなかった。

それらのことを彼がご両親に伝えていなかった。

自分の父親がずっと私にそんな言葉を言い続けていても知らん顔、黙って隣に座っているだけだった。彼の大きな体がものすごく小さくみえた。

彼自身父親が苦手で「今後深い付き合いをする必要はない」と言われていたから、お母さんのことが心配だったから、

これ以上その場の空気が悪くならないように努めた。

彼は他人事だから気付いてないけれど、私はあなたのお父さんに罵られていたのよ。そして、一番信頼しているあなたはそれを放置した。

ご両親と別れた後、何事もない顔で「顔合わせもできたから、これで進められるね」と言った彼に心底失望した。

気持ちを伝えたら、「私が悪い。自分は悪くない。私の態度が悪かったからだ」と言われたけれど、私が悪いとは思えなかった。

 

悪いのは彼のご両親ではない。彼。

私が別れを選んだのは、自分のことしか考えていない彼自身が原因。

でもそれさえも受け止めてなくて、「両親のことが嫌いで振られた」とずっと思っていたのよね。

・・・幸せな人。色々な物事をいつもこんな風に脳内変換できたら、過度な反省も落ち込むこともなく生きていけるのだろう・・・羨ましすぎる。

 

約束して始めた最後のGW、爆発した。豹変した。言葉の暴力が止まらなくなった。

何が起こったのか理解できなかった。

私の身に起こった真実を知りたかった。

昨日と今日で一体何が変わったのか?人生を決める約束はこんなに簡単に反故されていいのだろうか・・・

あの時のことを話してほしい。と思っていた。

 

仕事が安定して、経済的に安心できて、収入が増えて、心配事がなくなって、精神的にも安定して、

指輪を外して会いに来て、今の自分の私生活、今の会社の様子や仕事のことを楽しそうに嬉しそうに私に話す。

それがどんなに自分勝手な言動か、考えてもいない人間性

 

再会してからも、私はあなたを非難しなかった。

相手を追い詰めたり責め立てることをしないということをあなたはわかっているから、だからあなたは安心して狡く私に会い続けた。

私が苦しみ続けていることを考えもせずに・・・

自分自身が思い描いていた状況になった今ならば、穏やかに向き合ってくれるような気がしたけれど、再会後に自分がした言動全てをなかったことにして、「自分は何も悪くない」とまた逃げた。

いつもいつも、自分勝手。自分のことだけが大切な人。

 

自分の痛みには敏感で、他人の痛みには鈍感。

知り合いには言ってはいけないことや悪態を制御できるのに、一番身近な相手には牙を向ける。

それらは家庭内で起こる。対象の女性に対してだけにみせる男性の顔。

 

人間が出来てなくてごめんね。でも、簡単に、ここまでの感情にいきついたのではない。

本当に長く深く苦しみ、理性も働かせた。

どうしてもこの人だけは許せない。心の中のこの感情まだ消えない。

 

この人は決して自分の非は認めない。

相談トピの男性は、たくさんの回答から自分がした非を理解し、それでも納得はしていない模様。

あなたは今でも「自分は100%悪くない」「悪いのは私」と思い続けている。

ご両親、法人会の人にも、自分の都合悪いことは話さずに自分に都合よく言っているのでしょう。

そして、今の妻へも、今自分がしたことは言わずに私を悪者にしているのでしょう。

 

「自分のしていることを……」とあなたは脅迫したけれど、私は何をしましたか?

あなたがした自分勝手、非常識、非情なこと、不義理、理不尽、無責任なことその他諸々が先にあります。

何重にも重ねてあなたがしたそのことを問うていただけです。

 

あなたが私にしていることは、人として、男として、経営者として卑怯です。

悔い改めることを一度もしない人。自分に甘い狡い人。都合が悪くなると論点をすり替える人。罪を犯して逃げ続ける人。恩を仇で返す人。

したことに対する罰はあってしかるべきだと思う。

精神的でも日常生活でも経済的でも未来に対してでも何でもいい、私が苦しめられた同じ分だけあればいい。

 

「彼女のケチさが気になります」に回答された何百ものたくさんの人たちのレスは私に向けられたものではないけれど、

私はそれらにほんの少し心が救われました。

 

彼にも恩や情を感じる心や人間性があると期待してしまった私がバカだったことはもうわかっている。

それでも相談トピの男性と同じように、彼にも自分がしたことを理解してほしかった。自覚してほしかった。

懺悔の心を持ってほしかった。

 

けれど、あの人がそのことに気付く可能性は低い。

理解したとしても、納得して自分の罪を受け入れることはもっと低い。

のらりくらりとかわすのが上手な政治家のように・・・。

 

人は変わらない。

変われる人ならば、人の言葉に耳を傾ける。同じ失敗を繰り返さない。

 

早くこの記憶を消し去りたい。

意欲が何もないまま生き続けなければならないなんて、こんな辛いことはない。

悲しむ人がいるから態度にも言葉にもしないけれど、

未来をみて生きているのではなく、ただ今日と明日のことだけで生きている。

 

31. 相談トピに救われた

「出来事や会話には、起こった順番があるのに……」

彼と会話がかみ合わないとき、彼が無言無視状態になったとき、都合よく解釈されたとき、彼に攻撃されたとき、思っていたこと。

最後の脅迫まがいのラインで彼が主張していたことに対しても思った。

 

豹変すると彼はいつも「自分は悪くない」「私がおかしい」「私が〇〇と言った」と責めた。

 

確かに私は「〇〇」と言ったことはある。だから「私が〇〇と言った」と責められると「言っていない」とは言えない。

そうするとここぞとばかりに「ほらね」となる。「自分は正しい」と追い詰める。

私が〇〇と言う前に彼が言った言葉や彼がしたことしなかったこと、がいつも彼の中からスッポリ省かれてしまっていた。

 

二人だけで話していても解決が見えなくなり「私がおかしい」と言われ続けるから、

「私が我がままを言っているのか、この会話のやり取りがおかしいのか、自分が信頼できる人に相談してみて」と何度も言ったことがある。

彼は「そんなことしたくない」と言い、してくれなかったけれど・・・

 

気になる相談トピ。

 

最近、彼女のケチな面が気になる。

彼女と遊んでいる途中に、ジムに行きたいから待っていて欲しい、と言ったら、カフェで時間を潰すからカフェ代を出して、と言われた。

自分が譲歩して支払ったが、なぜ彼女が飲食する代金を払わなければいけないのか?

 

外食時、自分の方がお酒や食事量が多いと小言を言われ、少し多く払っている。

今までは割り勘だったが、割り勘で不公平を感じていた、と彼女に言われ喧嘩になった。

 

こんな彼女はケチなのでしょうか?

 

これが最初の相談内容だった。相談主が明かした状況やり取りの全てだった。

でも本当はもっといろいろな状況があった。

今までの背景が本来の原因なのに、この男性はその大事な部分は重要視せずスッポリ省いて「彼女がカフェ代を出してと言う。ケチか?」と相談した。

 

実は、

彼女の実家に譲っていただく物を取りに行く予定だった。その前にジムに行きたいと言った。

ジム後に行くと、お邪魔する時間が遅くなってしまうことが気になった。

「明日の午前中に日を改めるのはどう?」と提案もした。

彼女の実家に行くことで、彼女が特別何かを準備したという事はない。

彼女は予定変更を非常に嫌うタイプで機嫌が悪くなった。どうしようもないと思いカフェで待ってもらうことにした。

 

自分は男女平等と教えられてきた。

食事代は割り勘にする事で相手を尊重していた。

彼女に言われてからは必ず気を遣って会計時に「いくら払えばいい?」と聞くようにした。

飲み放題の店を選ぶようにした。

 

エピソードは違うけれど、この男性、彼にとてもよく似ている。

話の展開、話す情報出しの順番、都合のいい解釈の仕方、まるで彼の思考回路のようだった。

男性は、回答レスに対しても、自分がしていることには気づかないで「でもでもでも・・・」と丁寧な言葉で自分の正当性の説明を繰り返す。

まるで私が体験したことのようだった。

 

当時私は、彼と意見の不一致があったときや、会話がかみ合わないとき、言葉の暴力を受けたとき、

彼とのエピソードを一つ一つ第三者へ話し、私の味方を探すことはしなかった。

わざわざ彼の嫌な面を他人へ言いふらす必要はないと思った。

あなたが悪い、私は悪くない。なんて判定が欲しかった訳ではないから、二人で解決しようとしていた。

彼から私が悪いと風潮されても、「わかってくれる人がわかってくれればいい」と思ってきた。

 

でもこのトピを見て、この男性からの相談へ回答している何百もの人のたくさんの言葉が嬉しかった。

何がおかしいのか、わかってくれる人がいてスッキリした。

共感してくれる人がいてホッとした。

やはり自分に味方がいるって嬉しいことだった。

自分本位。論点がずれている。男性のしたことがおかしい。言っていることがおかしい。

非常識。自分勝手、自己中。言い訳ばかり。自分に都合いい解釈し過ぎている。思いやりがない。

彼女がおかしい悪い、と決めつけて会話がかみ合わない男性に、大勢の人が根気よくかみ砕いて説明してくれた。

 

30. HGウェディングムービーで撮って出しの撮影していました

仕事として記憶に残っていること、挙式披露宴の結婚式として印象に残っていること。

 

披露宴会場と編集場所がとても遠く、撮影したデータを届けるために狭い裏廊下階段を何往復も走った。

ちょっとした空間をお借りして薄暗い中編集している様子。

ムービーの動かし方が遅い早いと怒られたこと。

一緒に撮影に行った彼の知り合いのこと。

イマイチなバイトさんの仕事ぶりをみて、私は上手だったんだ・・・ボソッとひとり言で褒められたこと。

荷物が多く大きく重く、行き帰りの移動が大変だったこと。

本格的なチャペルでの厳かな挙式。

お二人の人柄がわかる会場内の人が喜び楽しみ、盛り上がる余興。

ちょっと当日ケンカしてしまっていたお二人。

お客様にも会場の人にも私が素人だと見抜かれないようにすること。

自分に出来る最善の撮影をすること、伴う結果があること。

新郎新婦にポーズをとってもらうカットを撮らなければいけないこと。

他社さんを参考に勉強して、花婿さんの足元を撮るようになったり。

必要なカットが決まってくると、撮影も編集も楽になったこと。

編集が完了しても、出来上がるまでのその時間がまた緊張だったこと。

大きなスクリーンに流れる映像を見ることが好きだった。

招待客の皆さまと同じような気持ちで感動、制作者側としての安心感。気を張っていた長い一日がやっとホッとできる瞬間。

 

遊びに行く日に「終わっていないから出かけられない」と言われ、予定変更で部屋に行き撮影後のアルバムを制作したり。

「問合せの電話にいつも自分が出るから一人でやっていそうと思われそう」と、発送する郵便物の宛て名書きをお願いされたり。

今日はゆっくりできる日だと思って会っているのに、突然思い出し「お客様との約束があった」と突然言われ、急いでマンションの喫茶で打合せに同席し、その場の会話から情報収集しながら会社のスタッフのように説明したり。

HP見たけどプランの違いがわからない、という問合せメールに対して、

「どう返答したら良いかわからない」「技術的なグレードの違いと料金も書いてあるのに、わからないことがわからない」と彼は悩んでいる。そのお客様の気持ち、私とてもわかる・・・

 

同じ会社で働いているのでもなく、仕事の延長で知りあったわけでもないのに、

仕事の時の顔・仕事のやり方を直接目に出来る関係は珍しいと思う。

彼が自分の会社ウェディングムービーの仕事に私を関わらせていた。

「彼の経済的安定、生活のため。二人の未来の為」だから、手伝いと言っても他人事ではなかった。

プライベートの予定変更も、「一生に一度のお願い。手伝ってほしい」と撮影日直前に言われても引き受けた。

仕事の様子を見ていると本当にこの人は技術者なのだと痛感。

管理事務的なことが苦手。

私とは仕事の仕方や優先順位が違って、驚かされることも学び得ることもあり、逆にフォローできることもあった。

彼の会社、彼の仕事。二人で協力していた。

 

はずなのに・・・、

「俺は今まで一度も私にひどいことを言ったことはない」

「俺に迷惑をかけてばかり」

「今まで俺の役にたったことをしていない」と、心が凍り付く受け流すことができない多数の言葉を言われてしまった。

言ってしまうってことは、本心。これが本当の彼の考え、気持ち、心根、本質。

 

私って、そんなことを言われてしまう程ダメ人間なのかな。

あなたが人生で一番苦しい時期、先が見えない不安を一緒に考えて動いてきた。あなたに未来を生んだ。

 

会社としての制作物ではないけれど、

最初に制作したエンドロールが結婚式で流れてから来年で10年。

起業しても維持していくことができない会社が多い中で、HGウエディングムービーを業務に加えて10年継続できた。すごいことだと思う。

今もこの先も私は関係ない、でも自分が関わったものが良いほうが良い。

依頼しない方が良かった、なんてお客様に思われてしまう会社でないほうが良い。

 

コロナは人の心を弱らせる。形のない理由がわからない不安が増える。

余計なことを思い出させる。

明日が見えない。明日を見ようと思えない。

弱っていた心身には堪える。

 

29. 新型肺炎コロナウイルスとダイヤモンド・プリンセスと外出自粛要請

3月28日29日この週末、外出自粛要請があった。

生命を維持するために必要なこと以外の不要不急の外出は控えること。

まだ日本がこれほどの危機感を覚える前、毎日テレビにダイヤモンド・プリンセスが映り続けていた2月上旬から、コロナウイルスのニュースは気にかけていたことなので驚かなかった。

ただ、聞いたことない要請が行政から発せられた「事の重大さ」に、気持ちが押し潰された。

 

2018年11月~2019年3月と、その後の事。脅迫ラインが来たのが7月の下旬だったかな。

ここで書き出して、書き終わって、新しい年2020年を迎え、

解決も傷が癒されることも何も変化なくとも、自分自身で何となくの決着、クールダウンの時間を心を空っぽにして日々静かな気持ちで過ごしていた。

また活動的になれるための力を溜めていたそんな時、この肺炎、コロナのことを知った。

1月はまだこんな身近なことになり、世界中が脅かされることになるなんて思いもしなかった。

 

武漢からチャーター機で緊急帰国、それ程中国は大変な状況なのだと思い、

それからすぐダイヤモンド・プリンセスの船内隔離が始まって、横浜港に停泊している様子が毎日テレビに映し出されるようになった。

毎日毎日、目からも耳からも入ってくるそれが、コロナの心配とは違う意味で心が重くなった。

大さん橋ではなかったことがほんの少しだけ救いだった。

 

目に見えないウイルス。まだワクチンも治療薬もない。

自分から誰かに、なんてなったら耐えられない。防がなければいけないこと。

自分が感染して、そんな負担もかけたくない。

小さくなっていた心身が、ダイヤモンド・プリンセスを見る度ますます小さくなった。心が落ち着かない。息苦しい。気が滅入る。

日増しに社会全体にも重い空気が漂ってきて、電車のマスク論争、テレワーク、学校休校、品薄買い占め。人々も余裕がなくなってきた。

ついに外出自粛要請。毎日を懸命に送ろうとしているのに、明日のことがわからなくなった。

2019年中に書いて消化して、病みから抜け出そうと思っていたのに、コロナで止まってしまった。

 

何事もない普通が戻りますように。社会が明るくなりますように。

いつもと変わらない日常生活が幸せなのです。

「社会全体の生命を守り経済を守る」両方をバランスよく保つことがこんなに難しいことだと思わなかった。

共に重要な譲れないことのどちらを優先したら正しい判断なのか結論を出せない。

だから今は自分にできることをやります。

気分転換はもう少し個で頑張ります。ふらふら出かけません。気持ちを強く持ちます。

どうか早く終息しますように。

 

28. 自分は100%悪くない

私は完璧な人間ではない。

気付かないうちに誰かを傷つけていることもきっとある。

もしも私のしたことで相手が不愉快な思いをしそれを伝えてくれたのならば、次は気を付けようと思う。ごめんね、の気持ちがうまれる。

自分の中でやってしまったという記憶があれば、次会う時少し気まずい。どんな顔して会えばいいのか躊躇する。

 

相手の気持ちを受け入れることが難しく、根本的に感覚考え方常識が違う人だとこの一件で知れたのであれば、

友達、知り合い、仕事関係、関係性に合わせた適切な距離を取ります。

人間関係のお付き合いの仕方は、深くも浅くもいろいろあって良いと思う。

 

あの最後のGW、家を出る時、もう二度と戻ることは絶対にないと思った。

「私はあなたとは一緒に生きることはできない。でも、あなたを否定も批判もしない」

そして「幸せな人生を送ってほしい」と思っていた。

 

今はそんな風には思わない。

価値観の違い、大切なものに対する考え方の違い、かかわってくれた人への感謝の違い、自分の行動で影響を受ける相手に対する責任。

これらは人それぞれで、正しいというものはありません。

色々違いはあるものだけど、あなたが私にしたことは罪です。卑怯です。

 

「今まで俺の役にたったことをしていない」とあなたは言った。

その他にもたくさんのひどい言葉を、結婚のために同居を始めたほんの数日に一方的に浴びせ続けた。

あなたが自分でした「やり直したい」という約束を、身勝手に裏切った。

 

あなたが今メインでしている仕事は何ですか?

不安定だった収入が安定し、生活が落ち着けた仕事は何ですか?

 

私が言わなくても自分でもやろうと思って構想していたものだ、つまり自分で発案した、と言いそうです。

2011年プライベートでエンドロールの制作をする前、あなたの会社は結婚式とは何も関係なかった。

キッカケや後押しがあの瞬間なかったら、本当に一人で始められていましたか?

 

では、その仕事は一人で出来ていましたか?

数えられるくらいしか手伝っていない、と言いそうです。

でも、その日にカメラマンがいなければ受けた仕事は成り立たない。

その役割をバイトさんにではなく私に依頼したのは、紛れもなくあなたです。

 

「今まで俺の役にたったことをしていない」この言葉は事実ではない。全くの嘘。

一体どんな考えで、どんな気持ちで、この言葉を私に言えたのだろう。

言ってはいけなかった言葉だとわかりませんか。

 

私にその言葉を言った後から今日に至るまで、恥ずかしくもなくウエディングムービーの仕事をよく続けられましたね。

仕事をするたび、心が痛みませんでしたか?

 

信念のある男性ならば、軌道に乗りつつあってもウエディング業務を手放し、自分が起業した時の元の業務を拡大するなり、潔く私に無関係の業務で力試しすべきでした。

ゲームやソフト開発、あなたは特許が取れる程、知識技術がある人なのだから。

 

そのくらいの男らしさ、一本気、筋通し、必要ではないですか。

人生に影響でるほどのことをあなたはしたのです。

「今まで俺の役にたったことをしていない」は、それだけ重い言葉です。

 

それもせず、今、ウエディングビデオで生活が安定したことを自覚しているのに

「あのときあんなことを言ってしまって本当に悪かった」と謝ることもできない。

それどころか、「また会おう。また今度」「あちこち行きたい。次はゆっくりしよう」と、とても嬉しそう楽しそうだった。

 

これでもまだ、「自分は100%悪くない」と私にも言えますか。

 

私が今どんな考えで会っているか、なんて少しも気付きもしない。

あのときのことを話題にし向き合ってほしいを行動にした私に、手のひらを返し

「これ以上、関りあいをもたないでください」

 

今また関わりを持ち続けようとしていたのはあなたよ。

「また会おう。また今度」「あちこち行きたい。次はゆっくりしよう」と、とても嬉しそう楽しそうだった。

自分の行動、言っていることが支離滅裂。

 

自分勝手なバカな男だと笑ってしまうところだけど、私には笑うことはできなかった。

心は壊れると簡単には元に戻らない。

ますます深い闇に落とされた。

 

「私のしたことで気にめさなかった全てのことは謝ります。大変申し訳ございませんでした」

なんて無責任な他人事のような言葉なのだろう。

一体何に謝っているというのだろう。

 

「人生」に影響が出る程のことをしたことを、「気にめさなかった」なんて、簡単な軽い言葉で表現してやりすごそうとする。

この人が一番大切なのは、自分だけ。

この人は、世界一のI love me。

 

1回目も2回目も、私はあなたを非難しなかった。

でも、あなたはしてはいけないことをした。

人として、男として、経営者としても卑怯。

何より、自分がしたことの後の対応がいつも悪すぎる。

 

天罰くだれ。

自分のしたことはいつか必ず自分に返ってくる。

 

27. 種が今芽生えた

最後のGW。

朝も晩もなく、体の大きいあの人から、命令と文句を言われ続けた。

一番信頼している人から、一緒に過ごしてきた全ての時間、私の人格も存在も否定され、

感情・感想・考え・思いを必死に言葉にしても、ことごとく無視拒否。言葉の暴力がひどくなるだけだった。

あの恐怖は一生忘れられない。

 

心が壊れたという自覚をしてわかった。

もうあの時きっと壊れていた。

私の中に種はできていて、その種が今芽生えただけ。

 

あの時はまだ

「とても辛いことがあって負けそうになっても、心が痛い苦しい辛いと思っても、少し自分が変だと感じても、

平常心を保たなければ、元気にならなければ、自分の力で乗り越えるもの」としか思っていなかった。

「頑張る」「努力する」「耐える」しか知らなかった。

過去と今にあった出来事、再会してからの自分の変化、心の苦しみ、心境、これらいろいろを

書くことによって、客観的になれたのかもしれない。

 

運動すれば元気になれる人、よく寝れば元気になれる人、

目標を人に言った方がやる気が出る人、目標は人に言わない方がやる気が出る人、

人によって手段は違う。

同じように、心を元気にさせる方法も人それぞれ。

どんな方法でも、自分に合う方法が見つかれば良い。

 

決定的になった、脅迫めいた一方的なラインが届いてから、

生活圏から出ていない。

最低限のしなければいけない決まった日常生活しかできていない。

でも、そこだけは維持するように頑張った。情けないけど今はまだこれしかできなかった。

 

〇〇へ行きたい。

〇〇がやりたい。

〇〇が食べたい。

〇〇を買いたい。

〇〇を見たい。

こんな気持ち、もう一年持てていない。

 

ただ息をしているだけ。こんな私、生きていたって言えるのかな。

 

いつ元気に戻れるのか、全く自信がない。

いつもの私ならこんな反応しなかったのに、と思うようなことを感じるたび悲しくなる。

心に余裕がないから受け止めきれないことが、ちらっと出てしまう。

小さなことで、「良かった。嬉しい。楽しい。幸せ」と思える心にもう一度戻りたい。